ベールが語る 愛について語る時間

Making time to talk about love with BELL


TW: Sexual assault 注意書き:性的暴行に関しての話があるため、読み進めるかどうかのご判断は、各自でお願い致します



©Rio Watanabe

BELL

(代名詞:they/them)


Hailing from Kanagawa Prefecture, BELL is an artist, performer, and model based in Tokyo. Art has been a spiritual and cathartic outlet for them including their struggles with chronic pain and sexual abuse. You can find their art, live painting performances, and modeling portfolio at their website.

神奈川出身で現在東京で活動しているアーティスト、パフォーマー、モデル。慢性的な痛みや性的虐待に苦しむベールさんにとって、アートは精神的かつカタルシスのはけ口となっている。ベールさんの数々のパワフルな作品、ライブペインティング、そしてモデルのポートフォリオなどウェブサイトでご覧いただけます。



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このインタービューは京都芸術大学の大学院生が行った研究プロジェクト「Invisible Reality」から調査したものです。(Honokaさんのと同時に)4人のグループメンバーの興味から生まれた三つのキーワード「Community・Identity・Queerness」から始め、日本にいる中国移民のコミュニティとクィアコミュニティの数々にインタービューしました。その中の一人がHonokaさんでした。この研究プロジェクトの一員としてとても興味深い話だったのでCOMMUを通してHonokaさんの魅力をもっと色々な人に知って欲しいです。(Kei)

This interview was originally conducted by graduate students at Kyoto University of the Arts for a research project called “Invisible Reality”. Gathering common threads from the four group members’ theses, we came up with three keywords of “community”, “identity”, and “queerness” to speak to different members of the queer community and Chinese immigrant communities in Japan over a span of seven months. Along with Honoka, BELL was one of the interviewees within the queer community and this was such a great conversation that I wanted to showcase it on a bigger platform via COMMU. Photos and words have all been reproduced here with permission. (Kei)

Invisible Reality members: Nao, Jacob, Wan, Kei


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Photo: Wan Miao
©万淼・Wan Miao

自己紹介お願いします。

横須賀市出身で、ベースの隣の学校に行ってた。大学入る前から東京に引っ越してきて、その時は絵は昔から好きで書いてきたけど、そんな真剣にやろうと思ってなくて、書いてなかったけど、大学3年の夏ぐらいから真剣に画材を買って描き始めて、投稿していったら反響が良くて、今に至ってる。

それと同時に、今はヌードモデルをやり始めた。知り合いの写真家がヌードやってるって教えてくれて、彼の写真がすごく好きで、ずっと被写体になりたかったんだけど、普通の被写体はやりたくなくてずっとやってなかっけど、やりたいってなって、初めてやったのがヌードで、この家と外で撮った。これやってたら色んなマガジンとのコラボ (Purple Millennium)とか写真のネガのコラボとか色々やってたら、色んな所からライブペイントやったり、広がっていって、今はnose(Nose Art Garage) で展示をしてる。


アーティスト以外は何をしてるの?

立教大学の文学部歴史学科のイスラム教専攻で、家が創価学会で日蓮宗系統。私も名前は入ってるんだけど信者ではなくて.。でも高校生まで朝1時間夜1時間で、お経を読む儀式をやってた。小中高もキリスト教、プロテスタントの学校で育って、聖書読んだりとかしてた。何教っていうより、信じる心が面白いなと思って大学でイスラム教を知りたいなと思って専攻した。で、イスラムのジェンダーをやりたくてやってみたけど、元々違う文化構造でやってきた所に西洋的なジェンダーを重ねても無理だなと気がついて、日本のジェンダー、アメリカのジェンダー、人種差別も調べたけど、インテリの権力が強すぎると思ったから、大学院に行くのやめて、普通なミクロな視点でやっていこうと思った。学んでたけど、客観的な、一般的な視点で伝えることが多い。今後はオンラインの仕事をメインにしようと思ってる。それは、日光過敏症が激しく出過ぎちゃって、やめなきゃいけなくなっちゃった。一番力を注いでるのは、人との関係性作りかな。



「祈り」"Prayer"
2021


自分のセクシャリティに気がついたのはいつ?

自分のジェンダーアイデンティティに気がついたのが先だった。男の子と趣味があって、男の子と一緒に小さいときは遊んでいて、あんまり女の子の会話についていけない所があって、小学校の時から自分はずっと男の子だと思ってた。でも保健体育の授業で、男と女は生まれたときから身体が違うということを知って、自分で確認したんだけど、ついてなくて(笑)それで、成長していくにつれ、100%女だって気が付いてきた。無意識にそれまで生きてきたんだけど、高校生になって、思春期もあって、自分は女じゃないなって思って、ベリーショートに髪を切った時期もあったんだけど、男にもなり切れなくて。それで、genderの本を手にとって読み始めた時に、x gender とか、グラデーション、っていうのがあることを知って、自分はこれなのかなって薄々気が付いてきた感じ。大学1年生の後半から大学1年生の後半まで、男性と付き合ったんだけど、別れてから、女として扱われたのがきつかったなって思った。そこで自分がnon binary だって自覚した。付き合った時は、女の子らしくしようって頑張ってたんだよね。

Youtubeの「CUT」 をみた時に。自分の思っていたアセクシャルとは違う人が出ていて、自分に近いと思って調べていったら、どっちかというとアセクシャルよりなんかなって自覚している。


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【最近のべーる/BELL】

べーるさんにインタビュー文の内容を確認したところ、彼女から現在のセクシュアリティについて教えてくださいました。

「最近アセクシャルも当てはまるけどアロマンチックの方がアセクシャルにより近いグラデーションにいると思う!セックスが気持ち悪いという感情の理由に恋愛感情が薄くてみんなの事を友達としてみているって感じてたけど、今はパートナーがいて、セックスも大丈夫。でも今までにない特別な感じなんだよね。だからデミセクシャルでアロマンチックが今のところ合ってるのかなぁって思う。恋愛感情が無くて良いって思えたらすごい自由になった感じ!自分らしく生きながらパートナーと暮らせてる。恋愛感情がないから寂しいとかは無くて、親友レベルの人の中で一緒に暮らせて一緒に人生歩んでいきたいっていう想いに近い」


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color wheel みたいだね。
本当にそう思う。もしかしたら、変わるかもしれないし、自分も変わるかもしれない。けど自分が心地良いのは、この感じだなとは思ってる。

クイアコミュニティはどのように探しているの?

昔は、二丁目のビアンバーにいってた。自分のセクシャリティが分からなかったから女の子からアプローチを受けても居心地悪かったんだけど、分からなかったからとりあえず行ってた感じ。でもセクシャリティが違うから共通の友達は見つけられなくて、tinderを始めた。クィアって書いてある人とどんどんマッチングさせていった。使っている人が日本人だけじゃない、海外のクイアの人で友達探しをしている人もアーティストもいるし凄い広がった。

アーティストになったきっかけは?

ここ数年は、5年前に受けた教師からの性被害でPTSDの診断を受けている。頻繁に症状が出てしまうんだけど、それで学校に行くのも、過去にやっていたアルバイトにも支障が出てしまう程、強い痛みを伴う症状が頻繁に出るんだけど、今でもそれが何なのか分かってなくて、色々調べてる。それで、レディーガガがテレビで、性被害を受けた過去の経験から、線維筋痛症っていう病気と戦っている事を話していたのを見て自分が抱えているPTSDの症状が似ているなと思った。それを知る前からも、色んな病院に行ったり、大学の無料カウンセリングを受けたりしてたけど全然効果が無くて合わなかったんだけど、2017年に受け始めていたバウムテストが一番続けられたから絵だけに絞っていった。描いている間は、何も考えなくていいからそういう時間が初めて自分にやってきて、今もヒーリングみたいな感じで描いているのもある。でも絵を描いてても、今抱えている頻繁に発症する痛みはまだ治らないから、今もこれからも向き合っていくし、解決策を探している。


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※ PTSDについて追記 

「発症した時は、発症した自覚がないままおかしい自分の状態を何とかしようと精神科、心療内科をものすごい数行ってみて、大学の無料のカウンセリングも受けた。でも誰からもPTSDだと診断されなくて、性被害についても話すことが出来なかった。強い抗うつ剤が出された時、体に合わなくて一晩中胃痙攣が止まらない時とかあった。フラッシュバックしたときの前身の痙攣と痛みと記憶が飛んでしまう症状の中、無意識に大量に薬を飲んでしまうときがあって怖くなったから薬はやめた。症状が出始めた2017年は殆ど働くことが出来ず、お金もない中病院に行くのも精神的にも経済的にも苦しかった。そもそもスーパーに行っても電車に乗っていても涙が止まらなくて過呼吸になり、家にたどり着けないことがほぼ毎日だったため、玄関を開けるたびにフラッシュバックするようになっていった。その間に精神科で実施したバウムテストで絵のヒーリングの力に助けられた。この時の私の絵は人に見せたりするものではなくて、私が生きていて唯一怒りではなく悲しみだったり、初めて涙が出たのもこの時だったし、PTSDで歪んだ感情が少しずつ感じられるようになった。

それから2018-2021年まで、様々な精神科に行ったが何もいい結果やいい薬をもらえたことは無かった。さらに生活できないほどのPMDDのためにピルを服用し、腹部の激しい痛みのために何回も救急車に運ばれて何か月もかけて検査をした結果何も見つからずストレス性過敏性胃腸炎と診断され、持病の光線過敏症が悪化した。2021年、酷いフラッシュバックが再発した時に初めて性被害者支援所の24時間受付の電話番号にダイヤルをした。そこで何があったか、5年も前の話をし、サポートの対象となりその紹介の性被害者の通う心療内科を受診してPTSDと診断された。そこで認知心理療法を受け、精神的な性被害からのダメージが軽くなっていった。そして現在は初めて全身の痛みの治療を受け始めている。この間、仕事をしなくては生きていけなかったために無理やり働いていたが、酷いフラッシュバックが起こるたびに一か月以上安静にしなくては全身胃の痛み、激しい痛みを伴う胃腸炎、フラッシュバックのために一睡もできない状況が続くため、仕事を長く続けることが困難であった。」



「 美しすぎる悪夢(テスト)」"Sweet nightmare (examination)"
2022


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クイアアーティストとして生きていく上でのむずかしさはある?

むずかしさは、どっちかっていうと日常生活の中で感じる事が多いかな。アートに関しては、LGBTQとかが話題になっている時代だからこそ、良いように作用する場合がある。自分はアセクシャルでも、シスジェンダーにも見えるし、セクシャルな人にも見えるからパスされやすいのが大変かも。ヌードの写真撮影の時とかは、すごいグイグイくる男性が多い。自分は全然したくないし、オッケーとも言ってないけど、密室だったり、夜遅くて外とかだと、そういうのが多かったのはある。

(追記:以下の文章は特定の理由により、匿名にしております。)

この前は結構有名な写真家Mが私の事を撮影したポートレートが美術館に許可無く飾られていた事があった。最初にMとあったのはMがオーナーのギャラリーで写真家の友達が展示をしていて、その期間中搬出を手伝っている時だった。そこで、Mに自分の作品を見せる機会があって、作品と私の事も気に入ってくれて、それから、食事に誘われるようになったり、自分の作品を撮影してくれたり、それをギャラリーの出版社を通じて出版する話も持ちかけられたりした。最終的に、Mの作品として自分が映ったポートレートを撮る事になった。これは自分の展覧会を開く事も、アートの世界を知る前だったからこれが普通なのかと思っていた。でもこんなに尽くして上げているんだから愛人になってほしいってMから言われて凄く嫌な思いをした事があったの。すごく嫌だったから後日ギャラリーにMがいない日を確認して自分の作品を回収して、会わないようにした。でも数日経ってから、友達が東京の美術館に自分のポートレートが飾られているのを聞いて撮影する時に紙でちゃんと掲載の許可を取ってなかったし、展示に写真を使う事も伝えられても無かったのにおかしいと思った。これは、クイアとかは関係なくて、男女差の感覚によるものだと思うけど、画廊のオーナーとアーティストのパワーバランスの関係性で生まれたんだと思う。

ヌードになる意味ってなんだと思う?

一番最初、好きだからやってた。一番最初に撮ってくれた人の作品が凄く好きで。被写体の女性を凄い崇めているように撮る人ですごいレスペクトしているから、凄いエキサイティングで楽しかったんだよね。それからもっとやろうと思って、他のカメラマンとかインスタからDMとかで声かけてくれる人もいたんだけど、結構、性的な目で見てくる人が多かった。それからヌードになることについて考えた時に、ケヌスクラークのヌードの本の読書会に参加した時に、「楽しいから、向いているからやりたい」っていうだけのままでいたいなって。別に何かに対して抗議しているつもりはないけど、抗議しているつもりなくても性的に見えたり、誘惑しているって思う人もいるから、そういう性的な目線で見られないヌードを自分が出来るかどうかっていうのを考えてやっている。だって作品ってみる人の意見によって違うと思うし、私も正解がないから。その人が見たモノが正解だなと思うから、自分から性的な目で見ないで、ともいえない。これに関しては、コンプライアンスも結構関係していて、これがあるからより性的に見えてしまったりするから。




撮影者はどのように選んできた?

むこうからちゃんとした撮影の説明があることと、変な意味の手出しはしないって相手から言ってくれる人を選ぶようにしている。写真業界、ヌードを撮るってなったら、そういう事件が起こる傾向があることは否めないから、敢えて写真家からやらないっていうのは、配慮がないのかなって思い始めた。その人にヌードの経験がない人や、そういう下心がない人もいると思うけど、選ぶうえでもう嫌な思いをしたくないから、そういう事を言ってくれる人ってなったら、殆ど女性のカメラマンになっていた。男性もいるけど、身を守る為にも、ちゃんとした人を選ばないと、責任もお金も精神的にも辛いから。

ヌードモデルをやる事で感じる良い所は?

解放されるのもあるし、身体のラインを動かしたり、見るのがすき。自分でインカメで写真を撮ったりもする。人体の動くラインや体型が、変わった時に、そのラインにどう影響を与えるのかを見るのが好きだし自信を持ている瞬間かな。

将来的な自分自身の目標は?

画家のキャリアを重ねていく事かな。絵のゴールは無くて、ゴール決めたら終わりだから。だからゴールを持たずに書き続ける事が一番難しいし大事だと思うから、アトリエをもって写真のスタジオのある部屋でアーティストと一緒に制作をこれから続ける。あとマガジンを作りたい。ダダの時代に連盟を組んで、雑誌を販売していたような事をしていきたい。アセクシャルについての雑誌も作ってみたいなと思う。アセクシャルってマイノリティだし、凄い人によって違うから、色んな人に会って作りたい。あと、ラジオも続けていきたい。やりたい事がいっぱいある。

もし制作に予算を考えずに、なんでも作っても良いって言われたらどうする?

家を建てたい(笑)アーティストハウスみたいにしたい。ずっと夢なのが孤児院みたいな施設で絵の先生をずっとやりたくて、絵を通して愛とか、道徳とか宗教、セックスについて考えるとか、人として大事な事を勉強できる絵画教室見たいな、話しあえる絵画教室をやりたいなと思っている。これまで絵とか音楽とか芸術に救われてきたから、絵画カウンセリングとか、マイノリティの学校とかに行って、その人たちに教えてもらったり、、、そういう事を考えている。あとは、布だけめっちゃ大きいもの買って、めっちゃ大きい絵、ライブペイントしたい。結構コンテンポラリーダンサーとかとコラボして、祭りみたいな事をしたい(笑)



BELL ちゃんにとってクイアネスとは?

生きやすくなる人もいるんだとおもう。男とか女という枠組みを消すんじゃくて、そこに入らなくてもいいっていう選択肢としてクイアがあると思うから。


日本社会で同性婚が合法化しない現状についてどう思う?

その人が生きてる視点はその人にしか分からないし、社会的にシスジェンダーの男性が一番差別を受けにくいって本人たちに行ったところで分からない。本人たちもこの社会で苦労して生きているし、それなりに社会的地位の上にいるってことは、そこにいなければいけないプレッシャーも収入面とか、みんな生きにくさを抱えているからこそ難しい。だからこそ、一つ一つ丁寧に、違う立場の人が会話を重ねていく事しか解決策がないなとおもう。いろんな差別を敢えて傷つけようと思っている人は少ないとおもうから、何が傷つくかを言っていかなきゃならないと思う。今までは当事者だから、怒りの感情が先に出てしまうことが多いけど、それだけだと相手に謝る余地を与えない会話に発展してしまう可能性を与えてしまうよね。これは、当事者だからやってられない気持ちもあるけど、普段の生活の中でも、人と歩み寄ることは大事。だから会話を重ねていく機会をアートを通じて出来たらいいなと思ってる。


日本社会でのクイアについてどう思う?

法律的、政治的には人権はないと思う。あるかもしれないけど、ちゃんと保護されてないよね。結婚もそうだとおもうし。結婚はパートナーシップがあれば良いという人もいると思うけど、家族になるって凄く重要な事だと思う。そこで、出来る事も選択肢も変わってくるから、そういった意味での人権は保護されてないなと思う。あと、学校の教育の中に入っていないよね。一つのらしさに吸収されていっちゃうから、教育の意味でも、そういう人達が普通にいるって事を当たり前の前提で話してほしい。性教育とか、セックスとかコンドームの使い方を教えるとかも日本ではないじゃない?ゲイ、レズのセックスとか、インターセックスの事とかも、保険教育のレベルでいいから普通に書いていれば、自分を否定する事もいじめも、学校っていう場で教えたら、改善されるんじゃないかなと思う。

性教育は具体的にどう変えていけば良いとおもう?

日本の性教育は家庭に任されているんだよね。日本の性教育に西洋のオープンな性教育を取り入れても、先生が対応できないからね。この間、ラジオのゲストが、高校生からニュージーランドに行った人から聞いたんだけど、性教育では愛について学んだって聞いた。フェミニズムとかが最先端の国で、研究者とかも行くらしいんだけど、性教育の授業で、隣の人を傷つけない為には何ができますかとか、それがセックスの場面になったらどうですかっていう話をするんだって。それって皆出来る事だよね。だから愛について話す時間があっても良いよね。性教育ってなるとコンドームの使い方とかになるけど、それがなぜなのかについて勉強する時間が必要だよね。クイアネスが難しいところが、男女の恋愛とはちがう事があるからきずつく。だから、その人が自分とは違う考え方を持った人で、愛を持って接さなくちゃいけないっていうマインドが必要なのかなって。


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Please introduce yourself.

I was born in Yokosuka City and went to school next to the US military base there. I relocated to Tokyo before I started college. At the time I had always liked art but had never taken it seriously, so I didn’t pursue it. It wasn’t until the summer of my junior year in college that I bought some art supplies and started making work seriously. When I posted my work, the response I received was good which led me to where I am today.

I also spend time as a nude model now. It started from a photographer whose work I’d really liked telling me he takes nude photos. I was always interested in modeling but not for conventional nude photography, so I’d never started. But that was the impetus that made me decide to jump in. I took my first nude photos outside and inside of this apartment. After starting on my own, I began doing different things like collaborating with magazines (like Purple Millennium) or working with film negatives–-until my overall practice expanded to include live painting at different venues and now I’m exhibiting at Nose Art Garage.

What were some other interests besides art you’ve engaged in?

I majored in Islamic Studies at Rikkyo University’s Department of Literature and History, and my family is a member of the Soka Gakkai religion which is a Nichiren sect. Up until high school I even had a routine of reading scripture for an hour each morning and night and my name is still listed as a member of Nichiren Shoshu…but I’m not a believer. From elementary school to high school I grew up going to Christian and Protestant schools, so I was used to reading the Bible. I majored in Islamic Studies because I was more so fascinated with belief systems than Islam itself. I wanted to focus on gender in Islam so I did, but then I realized how impossible it was to superimpose Westernized notions of gender on something that had come from a different cultural structure. I looked into gender in Japan and the US as well as racial discrimination, but the way it was so intellectualized was too much for me so I decided to not go on to graduate school and instead do things from a normal, unacademic perspective. I was learning a lot in school but oftentimes things are just conveyed in a generalized perspective. I used to work full-time for a leather goods company but I quit because my sun sensitivity got too intense. I’m planning to focus on online work going forward. I guess what I’m focusing on the most now is building relationships with other people.


「エゴの死」ego death
「エゴの死」ego death
140×350cm
紙、水彩、墨汁
Paper watercolor calligraphy ink
2022



When did you discover your sexuality?

I discovered my gender identity before that actually. I’d always thought of myself as a boy since elementary school because I would often share the same interests or hobbies with the boys, while I had trouble following girls’ conversations. But then in health class when I learned that men and women are born with different bodies, I even checked between my legs! But alas (laughs). As I grew up I realized that I was 100% female. Up until then I hadn’t really been conscious about my gender but in high school when puberty hit, I didn’t feel like a woman. I even cut my hair super short thinking I could feel closer to being a man, but it didn’t help.

It wasn’t until I picked up a book on gender that I found out about things like “x-gender” or “(gender) gradation,” and I started to realize that this might be me. I dated a guy for about a year as a freshman in college, but it was after we had broken up that I realized I had been uncomfortable being treated like a woman. That’s when I realized that I was non-binary. When I was dating I had been pretending really hard to be more feminine.

In terms of sexuality, I find both men and women attractive but in the end I think I’m different from other people and I still don’t know what that difference is. But every time I started a relationship with someone, I felt weird and grossed out and that made me want to stop seeing them. I didn’t know what that meant until I saw “The Cut“ which is a channel on Youtube. There was someone who identified as asexual on the videos about gender orientation. Watching that changed a lot of my perceptions on what asexuality is and after I did some research, I think I am closer to that.


Like a color wheel right? Like you could be anywhere on the color spectrum---the sexuality spectrum that is.

Yeah I really think that’s how it is. Maybe that will change or I might change. But what I know is that this is what I’m comfortable with.


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(Editor’s Note, updated January 2022)

Nao: After catching up with Bell about the content of the interview, she updated me on her sexuality.

Bell: Asexuality still applies to me but lately I think I’m on a gradient closer to aromantic than asexual! I used to feel like the reason I felt so uncomfortable having sex was because I didn’t have much romantic attraction and saw everyone as friends, but now I have a partner and sex is fine. But it’s a special feeling I’ve never had before. That’s why I think the definition of being demisexual and aromantic feels right for me at the moment. Once I realized that I don’t have to be in love with someone, I feel so much freer! I can live with my partner while being myself. It’s not like I’m lonely because I have a lack of romantic interest, but it feels like being able to live with someone who is my best friend and I get to share my life with them together.


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How do you look for other members in the queer community?

I used to go to a lesbian bar in (Shinjuku) 2-Chome. I went because I didn’t know what my sexuality was so I wasn’t uncomfortable if women approached me. But I couldn’t connect with anyone as friends because of my sexuality, so then I started Tinder. I matched with a lot of people who identified as queer. There are not only Japanese people using Tinder, but also queer people from abroad looking for friends and other artists.

How did you become an artist?

(Trigger warning: sexual assault, PTSD)

Back in 2017 I did a Baum’s test (also known as the Tree or Koch test) with a psychiatrist where they had me draw pictures of trees to assess my psychological state. It left an impression on how fun it was to draw rather than it being a test. This past year I was diagnosed with PTSD from being sexually assaulted by a teacher five years ago. My chronic pain has always been really bad, so much so that it’s affected going to school and past jobs, and it’s been really difficult to live with. When I watched the documentary on Lady Gaga it showed her ongoing battle with fibromyalgia and its connection with her PTSD from sexual assault, and seeing that really resonated with my symptoms. Before my diagnosis I was going to a lot of hospitals and also tried free counseling services at my college but none of it worked. My previous experience with the Baum test was what felt the best so I decided to try focusing on art. When I started drawing it was the first time I experienced not having to think about anything. Even now I draw as a kind of healing process—but I also want to be clear that while art has helped me deal with my trauma, my relationship with chronic pain is an ongoing process.



「別れ」"Farewell"
2022


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(Editor’s Note: Further details on BELL’s chronic pain as of January 2022)

At the onset of my symptoms, I went to a psychiatrist to try to seek answers not knowing what I had. I went to so many different psychosomatic doctors and even went to free counseling at my college. But no one diagnosed me with PTSD then, and I couldn’t even talk about the sexual abuse I had experienced. When I was given strong antidepressants, they didn’t mesh well with my body and I had stomach cramps all night long. I stopped taking the medication because I got scared that I would unconsciously take a large amount of it in the middle of having these intense flashbacks of full body cramps, chronic pain, and memory loss. In 2017 when my symptoms started, I could barely work and it was emotionally and financially difficult to go to the hospital with no money. I couldn’t stop crying and hyperventilating even while running errands like the supermarket or taking the train, so much so that I could barely make it home every day that I started getting flashbacks every time I opened the door. It was during this time that the healing power of drawing saved me through the Baum test conducted by a psychiatrist. My drawings from this time are something I wouldn’t show others, but it was the first time I felt sadness instead of anger and concurrently when I was able to cry and gradually feel my emotions that had been distorted by PTSD.

From 2018 to 2021, I went to various psychiatrists but never got any good results or medication that worked. I was also taking medication for my excruciating PMDD* and was rushed to the emergency room several times for severe pain in my abdomen. After months of tests, they found nothing and diagnosed it as stress-induced irritable gastric syndrome but that actually worsened my chronic photosensitivity.

Last year in 2021 when I had a relapse of intense flashbacks, it was the first time I dialed the 24-hour hotline for a sexual abuse support center. I told them what had happened five years earlier and was referred to a clinic supporting sexual victims where I was diagnosed with PTSD by a psychiatrist there. I started cognitive psychotherapy and gradually the psychological damage from my sexual assault lessened. Now I’m finally starting to receive treatment for my actual physical pain for the first time. I was forcing myself to go back to work to afford to live, but every time I had a flashback I had to take off for more than a month or so to deal with the body pain, severe gastroenteritis, and insomnia, which made working for long periods of time really difficult.

* PMDD = Premenstrual Dysphoric Disorder


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What are some of the difficulties of living as a queer artist?

I think I feel it as a challenge more often in my daily life. In terms of the art world, it’s a positive thing that we live in an age where LGBTQ has become a hot topic.

Also, this might be a personal struggle of mine in that even though I’m asexual I pass as a cisgender and sexual person. When I do nude photo shoots there are a lot of men who are very aggressive with me. Even though I never showed interest or consented to sex, I’ve been solicited a lot of times because it was in a closed room or outside late at night.

(Editor’s Note: Actual names have been omitted in this case)

There was an incident where my portrait was exhibited without my consent in a work by acclaimed photographer M. The first time I met him was when my friend had an exhibition at M’s gallery and I went to pick up his work for him. M took interest in me and liked my art work. He started taking me out to dinner, offering to exhibit, photograph my work and publish it through his gallery’s publishing company. He also took my portrait for his own portfolio. This was before I even started exhibiting on my own and my first interaction with the actual art world so I kind of thought that this was the norm. But then he told me to be his mistress, especially because he had already done so much for me. It made me so uncomfortable that I stopped seeing him and cut contact. But then afterwards, I found out through a friend that my portrait was on display at a museum in Tokyo—without having signed any kind of permission slip during the photoshoot or reaching out to me about using it in his show.

That being said, I think this has more to do with the different perspectives in gender more so than the topic of being queer, but it has to do with unequal relationship of power of the artist and the art world.

What do you think it means to be nude?

In the very beginning I did it because I liked it, because I really liked the work of the photographer who first took my pictures. It was really exciting and fun because he was such a respectful person who always captured women with a lot of reverence. After that I decided to do more. I had messages and invitations from Instagram and other photographers but a lot of them were only looking at me in a sexual way. When I was thinking about it more, I attended a reading of Kenneth Clark’s book on the nude. That’s when I realized I wanted to just do it because it’s fun and I was good at it.

I’m not trying to to protest against anything, but even if I’m not taking a stand there will always be people who think I’m being sexual or seductive. I think about whether or not it’s possible to pose nude without being seen in a sexual manner. I don’t have the right answer. I think that what the person sees is subjectively right so I can’t ask them to not look at my work in a certain way. Compliance also has a lot to do with it being seen as sexual.



©万淼・Wan Miao


How have you chosen your photographers?

I try to choose people who have a good explanation of what they are shooting and say they won’t touch me in an inappropriate way. When it comes to shooting nudes there’s definitely a norm for these incidents in the photography industry, so I’m starting to think those that don’t go out of their way to say something are already suspect. There are definitely people new to nudes and those who have no ulterior motives, but I didn’t want to feel uncomfortable anymore. So most of the time I ended up choosing female photographers. There were also men, but in order to protect myself and all these aspects involving my responsibility, finances, and emotions, I have to choose the right person.

What is the best part of being a nude model?

It’s liberating. I like to see and move the lines of my body. I also like taking pictures of myself with my own camera. I like seeing how the shape and lines of the human body change when it moves—those are moments that make me feel confident.

What are your goals for yourself in the future?

I guess to continue my career as a painter. I don’t really have a goal as an artist because I think once I set a goal it’s limiting. I think the most difficult and important thing is to keep making work without having a goal, so I would like to have a studio and continue working with artists in a place that has a photo studio. I also want to make a magazine. I want to do something like what Dada artists did by forming a group and selling magazines. I’d also like to make a magazine about asexuality. Asexuality is still minor within the LGBTQ community and it’s very different from person to person, so I’d like to meet a lot of people and publish it in a magazine. I also want to continue as a radio jockey. There are so many things I want to do.




©BELL

What would you do if you were told that you could make anything you wanted with an unlimited budget?

I would like to build a house (laughs), like an artist’s house. My dream has always been to work as a painting teacher at an orphanage or something, and through painting, I would like to hold classes where people can learn about love, morality, religion, sex, and other important issues. I’ve been saved by art and music, so I’m thinking about going to art therapy or a school for minorities and learning from them. I would also like to buy a very large piece of fabric and paint a really big picture live. I want to collaborate with some contemporary dancers and do something like a festival (laughs).

What does queerness mean to you?

I think it makes life easier for some people. It’s not about erasing the framework of men and women because I think queerness is creating an option that doesn’t have to be part of this binary.

What do you think about queer people living in Japanese society?

You can only understand people if you’re in their shoes—like even if I explain to cisgendered men that they are the least likely to be discriminated against in this society, they wouldn’t understand that. They themselves are also struggling to live in this society, from the difficulties of being in a certain social position with obligations and pressures in relationships and money, and it’s made difficult by everyone carrying around this weight of living. That’s why I think the only solution is for people to increase conversations with other people from different backgrounds and positions with care. I don’t think there are many people who actively try to hurt the people that are discriminated against in various ways, so I think we need to find ways to communicate to people about what hurts them. I’ve also lashed out with anger first, but that alone leads to a conversation that doesn’t give the other person room to apologize. There’s times I lose patience trying to be the bigger person, but it’s important to be approachable to people in daily life. That’s why I hope to create more opportunities for conversation through art.

What do you think about Japan’s current failure in marriage equality?

I don’t think there are any human rights for queer people in this country legally and politically. Maybe there are, but they’re not actually protected. I think it’s the same with marriage. Some people think that a partnership is enough, but I think that legally becoming a family is very important. It really changes what you can do and the choices you make, so in that sense that’s what I mean when these rights that everyone should have are not protected. Also, none of this is covered in sex education in schools. I want them to normalize the fact that queer people exist from an educational standpoint because oftentimes we are lumped into one category. I don’t think we even teach sex or how to use condoms? If topics like gay and lesbian sex and intersex people were taught at a basic level, I think that things like self-denial and bullying would be a lot better if they’re actually taught at institutions like schools.


How exactly do you think sex education should be changed?

Sex education in Japan is left up to the individual family, you know. It’s because teachers can’t handle or deal if we introduce liberal Western sex education into Japanese sex education. The other day I heard from a radio guest who had moved to New Zealand from high school that she learned about love in her sex education. It’s a country where feminism is at the forefront with researchers even going there, and in their sex education they talk about what you can do to avoid hurting your neighbor and how that is extended to sex. That’s something we can all do, right? So it’s good to make time to talk about love. When it comes to sex education it’s oftentimes about condom use, but we need time to learn about why it is only about condoms. Queerness is difficult because it’s not the same as love between a man and a woman so there’s room for hurt. Which is why you need to approach the other person knowing fully well that they have a different way ofthinking than you do—to go in with the mindset of treating them with love.



「幼少期」"childhood"
2022



Thank you to BELL for opening your home and heart with us. Interview courtesy of Invisible Reality 2021-2022. Photos by BELL and 万淼・Wan Miao. 日本語編集 by Nao. English translation and edits by Kei.

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Cargo Collective COMMU 2021 (USA, JAPAN)